「胃カメラと大腸カメラの同日検査をご希望の方」、「1週間以内に検査をご希望の方」はお電話にてご予約をお取りください。
土曜日午前中は、NTT東日本関東病院で消化器内科・内視鏡部の部長を務める大圃医師のグループによる内視鏡検査を施行しております。
大腸内視鏡(大腸カメラ)検査とは、
内視鏡をおしりから挿入して大腸・小腸の一部を観察してポリープやがん、炎症の有無を調べるための検査です。
現在日本では、
年間約15万人の方が「大腸がん」と診断され、
そのうち3分の1の方が実際に命を落としています。
男女ともにがんによる死亡原因上位となっていますが、
早期に発見して
治療ができれば
完治させることができます。
初期の大腸がんや大腸ポリープは自覚症状がなく、
大腸内視鏡検査以外では発見が難しいため、
特に発症リスクが高くなる40歳を超えたら、
定期的に大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。
大腸がんは「がんによる死亡原因」の上位を占めている!
日本人が一生のうちに「がん」と診断される確率は、男性女性ともに2人に1人程度、そのうちがんで死亡する確率は男性が4分の1程度、女性が6分の1程度となり、男性女性ともに大腸がんは「がんによる死亡原因」の上位を占めています。
大腸がん
大腸ポリープ
クローン病
過敏性腸症候群(IBS)
大腸憩室症
潰瘍生大腸炎
虚血性大腸炎
直腸カルチノイド
大腸メラノーシス
ベーチェット病
腸結核
大腸脂肪腫
専門医・指導医などによる内視鏡検査
当院では、胃内視鏡検査を約400件/年、大腸内視鏡検査を約2,000件/年実施しております。内視鏡検査のスペシャリストによる正確かつ苦痛の少ない検査を受けていただくことが可能です。
痛み・苦しみを
軽減する工夫
患者様のご希望に応じて鎮静剤を用いた検査にも対応しています。心身リラックスし、うとうとした状態で検査を受けられます。初めて検査を受けられる方や検査で苦しい思いをした方もお気軽にご相談ください。
院内での下剤処置が
可能
遠方の方や、ご自宅での下剤服用が不安な方は、当日9時までに来院していただき、院内での下剤処置が可能です。
胃と大腸の
同時検査にも対応
当院では、胃内視鏡検査と大腸内視鏡検査を同日で受けていただくことが可能です。通院回数、食事・水分制限を1度で済ますことができ、お忙しい方やスケジュール調整がしづらい方も効率良く検査を受けていただけます。同時検査をご希望の方はお電話にてご予約をお取りください。
同日のポリープ切除にも対応
大腸内視鏡検査中にポリープを発見した場合は、同日にポリープ切除を行います。同日に切除することで、患者様の心身の負担を抑えることができます。ポリープの数や大きさにもよりますが、基本的には日帰り手術となります。当院では入院設備があるため、大きなポリープ(10mm以上)がある方や出血しやすい方も一貫して対応が可能です。
土曜日の検査も可能
平日の検査が難しい方に向けて、土曜日の午前午後も検査を実施てしておりますので、仕事休みを利用して検査をお受けいただけます。
ご予約
まずはWEB予約もしくはお電話にてご予約をお取りください。WEB予約では、8日後以降の検査予約が可能です。まず「大腸カメラ」枠でご予約をお取りいただき、次に予約日の1週間前までの日時で「大腸カメラ事前診察」枠でご予約をお取りください。1週間以内に検査をご希望の方、胃カメラとの同日検査をご希望の方は診療時間内にお電話でご予約をお取りください。
事前診察
検査前に1度診察を行います。診察では検査前後の注意点や検査までの食事や薬の服用などについて説明をさせていただきます。ご不明点やご不安な点などがあれば、お気軽にお申し付けください。
検査前日
検査前日はスープやお粥など消化の良いものを食べるようにしてください。食物繊維の多いものは避けるようにします。夕食は20~21時までに済ませ、就寝前に下剤を服用してください。(下剤は事前診察の際にお渡しいたします)
検査食のご用意もあります。
(有料)
検査当日
検査当日は、朝食を抜き絶食します。水やお茶は飲んでいただいて構いません。
当日の下剤については、院内服用もしくはご自宅での服用を選んでいただくことが可能です。
院内で下剤を服用される場合
午前9時までにご来院いただきます。
ご自宅で下剤を服用される場合
ご自宅で下剤を服用される
場合
外来診察で指示された時間にクリニックにお越しください。
下剤服用後、腸内がきれいになりましたら検査準備完了となります。
検査実施
大腸内視鏡検査は、10分から15分程度で終了となります。ポリープ切除や生検のための組織採取を行う場合などはもう少し時間がかかります。検査時、ご希望の方には鎮静剤を投与し、眠ったような状態で痛みの少ない検査を受けていただくことが可能です。
検査結果のご説明
鎮静剤を用いなかった場合は検査終了後すぐに、鎮静剤を用いた場合はベッドでお休みいただいた後に検査結果についてご説明させていただきます。生検を行った場合は、結果が出るまでに1週間程度かかるため再度ご来院が必要となります。
※上記費用はあくまで目安となります。初診料、採血代、薬剤代が別途かかります。
※大腸ポリープ切除時には「短期滞在手術等基本料1」が適用されます。(厚生労働省の方針に基づく)
A1おしりから直径10mm~12mm程度の内視鏡(ファイバースコープ)を挿入し、直腸から盲腸にいたる大腸の内部に異常がないか観察をする検査です。大腸ポリープや大腸がん、大腸炎などを発見することができます。
A2基本的には検査の1週間以上前に事前診察を受けていただく必要があります。この際に検査や大腸ポリープが見つかった場合の処置、検査前に服用いただく下剤のお渡しなどをします。1週間以内に検査をご希望の方はお電話にて受付にその旨をお伝えください。
A3患者様によって痛みに程度の差があります。ご希望に応じて鎮静剤を用いることが可能で、鎮静剤を用いた場合は眠った状態で検査を受けていただけますので痛みを感じません。
A4可能です。胃と大腸の同日検査をご希望の方は、お電話にて予約をお取りください。
A5検査自体は5~10分程度で終わります。大腸ポリープを切除する場合はもう少し時間がかかります。鎮静剤を使用した場合、検査終了後はお部屋でお休みいただいてからご帰宅となります。
A6検査前に検査着に着替えていただきますので、特に準備していただく必要はありません。
A7検査前日は20時から21時ごろまでに夕食を済ませ、検査終了までは絶食をする必要があります。以降は水やお茶、スポーツドリンクは飲んでいただいても問題ありません。アルコール類は検査前日は避けるようにしてください。
A8基本的に制限はありません。ただし、鎮静剤を用いた検査を行った場合、自転車、車やバイクの運転はできないため、公共交通機関もしくはご家族の方の送迎でお越しください。また、大腸ポリープ切除後は繊維質が多い野菜や果物は避け、消化の良い食事を摂るようにしましょう。
A9食事は可能ですが、ほどほどにしましょう。急激に食事を摂ると胃や腸がびっくりし、お腹が痛くなることがあります。消化の良いものから召し上がるようにしてください。組織検査や大腸ポリープ切除後は制限がかかります。詳しくは検査日にご説明させていただきます。
A10基本的に特に異常がなければ2〜3年後、大腸ポリープが見つかった場合は1~2年後を推奨しております。検査結果に基づいて次回の検査間隔についてお伝えさせていただいております。
ごあいさつ
この地に開業して20年あまりの歳月が過ぎ、延べ4万人を超える患者様を診察してまいりました。胃および大腸内視鏡の検査は年間約2400件、手術(日帰り手術含む)も年間約300件になりました。これらはすべて、近隣の開業医の先生方や病院の先生方、さらには患者様からのご紹介のおかげです。これからも、先生方や患者様からの声に耳を傾け、医学の進歩とともに、患者様に最新の治療をお届けし、地域医療の向上・発展に尽くしていく所存です。皆様に信頼される医療機関を目指し頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
休診日:水曜日・日曜日・祝日
※新型コロナワクチン接種のご予約・お問合せのお電話は、
月・火・木・金・土の受付時間内(14時~16時)にお願いします。
※緊急の場合は、火曜でも大腸内視鏡検査を行います。
※土曜日午前:NTT東日本関東病院の内視鏡部長 大圃先生のグループによる大腸内視鏡検査を行っております。
※土曜日午前:東京山手メディカルセンターIBDセンターの医師による消化器内科・クローン病・潰瘍性大腸炎の専門外来を行っております。
※午前の診察は予約を取らせて頂いてますが、予約のない方も診察は可能です。お電話にてお問い合わせください。